
情熱と技術によって形作られた、職人技の証として、ラ・ペルルの各ボトルはコルクで瓶詰めされます。その後手作業にてピュピトルで回され、セラーにて同じく手作業でデゴルジュマンが行われます。

ハウスの歴史の象徴
ラ・ペルルは、1860年にエドモン・ド・アヤラによって設立された家から世代を超えて受け継がれた本物の職人技を持つ、洗練されたシャンパンの特異性を体現しています。
真珠のようにハウスの地下セラーに厳重に安置されているため、この特別なキュベの名前を真珠を意味するペルルとしました。
ラ・ペルルは常にヴィンテージシャンパーニュであり、これまでにリリースされたヴィンテージは12回のみです:1990年、1993年、1995年、1997年、1999年、2000年、2001年、2002年、2005年、2006年、2012年、2013年。
この13番目のヴィンテージ、アヤラ ラ・ペルル 2015は、この特別なキュヴェの30周年を記念し、非常に限られた数量で瓶詰めされました。

時を超えたテイスティング体験
アヤラ ラ・ペルルは、ハウスのスタイルを形作るため一つの年に収穫した厳選されたぶどうから造られます。コート・デ・ブランとモンターニュ・ド・ランスのグランクリュ畑のぶどうのみを使用し、それぞれのボトルが唯一無二であり長期熟成の可能性を持つものだけがブレンドに選ばれています。2015年ヴィンテージはアイ、シュイイ、クラマン、ル・メニル・シュール・オジェ、オジェのぶどうが選ばれました。
8年以上の天然コルクを使った瓶内での長期熟成はラ・ペルルに複雑な香りをもたらしました。天然コルクの使用は、微細な酸素の浸透を促し、ワインのアロマに穏やかな発展を促すとともに、ワインの長期熟成の可能性をもたらします。ルミアージュはアイにあるセラーで伝統的なオーク製のピュピートルを用いて手作業で実施されます。それぞれのボトルは真の職人技で作られた作品というべきものであり、手作業でデゴルジュマンを行ったのち、 5g/Lのドザージュを加えます。その後1年間地下のセラーで静置された後出荷されます。
ラ・ペルルは伝統的なアーチ型のセラーの暗闇の中にひっそりと佇み、特別な瞬間の希少性を育み、新しいヴィンテージを重ねるごとに少しずつ姿を現します。ペルルの最初のヴィンテージである1995年以来、チョーク層から流出した水の記録を保持し、最適な熟成条件を維持しています。
この13番目のヴィンテージとなるラ・ペルル2015年はアイの歴史的なハウスの生きた記憶の証人として、また職人たちの技への賛辞としてリリースされます。

フードペアリング
ラ・ペルル2015は、熟成したパルメザンチーズやコンテ、ポーチドエッグと生ポルチーニ茸、ガーリック風味の貝のリングイネ、キャラメルブリオッシュのフレンチトーストなどとの相性が抜群です。
テクニカルデータ
アッサンブラージュ
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Chardonnay80%
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Pinot Noir20%
コート・デ・ブランとモンターニュ・ド・ランスのグランクリュ畑のみ : シュイイ、クラマン、ル・メニル・シュール・オジェ、オジェ、アイ
熟成:最低8年間瓶内熟成
ドサージュ:5 g/L(エクストラ・ブリュット )
テイスティング
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色黄金色の輝き、非常に繊細で動的な泡
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鼻トーストしたパン、マイルドなタバコ、ヘーゼルナッツの香りが広がり、ドライフラワーのノートとユーカリの香りが続き、アイのピノ・ノワールの個性も感じられます
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口蓋コート・デ・ブラン特有の砂糖漬けの柑橘類のノートがあり、テイスティングをするとココアやドライフルーツのノートが感じられ、美しく感じられる苦みとともに長い余韻として続きます。フレッシュさと複雑さ、寛大さが絶妙なバランスの上に感じられます。

2015年のヴィンテージレポート
干ばつに見舞われた年であり、9月7日から23日までの収穫は素晴らしい条件のもとで行われ、選ばれたテロワールでブドウが最適に成熟しました。シャルドネは豊かでまろやかさが際立ち、ピノ・ノワールは力強く寛大な味わいです。